末っ子は待望の男の子で、野球大好きなパパがせっせとボール遊びを仕込んでいます。
そのおかげか、11ヶ月でボールプールの小さいボールをポイっと前に投げるように。
転がったり飛んでいくのが楽しいみたいで、とにかくよく投げる。
ここまではよかったんですが、ひとつ困ったことが出てきました。
なんでも投げる。
おもちゃも、絵本も、手に持ったものはとりあえず投げる。
1歳の赤ちゃんに「ダメ」が伝わりにくい理由
つい言いたくなるのが「投げたらダメ!」。
でもこれ、あまり意味がないなと感じています。
小さい子って、否定の言葉の理解がまだ難しい。
2〜3歳くらいから少しずつ分かってくると言われているけど、この時期はまだまだ。
それだけじゃなくて、「投げたらダメ」と言っても、子どもの頭の中に浮かぶのは「投げる」という動作のイメージ。
否定形は肯定形より脳が処理しにくいので、「するな」より「こうしよう」の方がずっと伝わりやすいんです。
さらに「ダメ!」と強く言うと、そのリアクションが面白くてまた投げる、なんてことも。
言っても、拾われるのは「投げる」という行動の方。
結果、余計に投げたくなる。
だから「投げていい条件」を決める
我が家でやっているのはシンプルで、「投げていいものと場所を決める」こと。
投げる行動そのものをなくそうとするんじゃなくて、投げていい条件を設定するイメージです。
投げるのはボールだけ。
家の中にはいろんなボールが転がっています。サイズも素材もいろいろ。
とにかく”投げられるもの”を用意しておく。
そうすることで「投げたい」という気持ちの行き先を作ってあげる感じです。
行動を分けて伝える
もし絵本やおもちゃを投げたら、「おもちゃは置くよ」「おもちゃは持つよ」と淡々と伝えて、ボールを渡す。
そしてボールを投げることができたら、「投げたね!」とパチパチして喜ぶ。
ポイントは、ダメだったときより、できたときの反応を大きくすること。
叱るより褒める方に力を注ぐ、それだけで子どもの動きが変わってきます。
やめさせるより、やっていいことを増やす
やめてほしい行動を責めるより、してほしい行動を強くする。
この方が分かりやすいし、子どもも動きやすい。
他の場面でも同じで、「ダメ」を使わないだけで変わることはたくさんあります。
走ったらダメ → 歩こうね / 止まろうね
触ったらダメ → 見るだけね
叩いたらダメ → やさしくなでなでしよう
こんな感じで、やっていいことを伝えると子どもも理解しやすいです。
最初はうまくいかないこともあるけど、繰り返すうちにだんだん分かってくる。
最後に
投げるって、子どもにとってはすごく楽しい動き。
だから止めるんじゃなくて、うまく使う。他の子に当たってしまう前に、「投げていいもの」「投げていい場所」という条件をちゃんと伝えていく。
その積み重ねで、だんだんと分かっていくんだと思っています。
今日から「ダメ!」を一回こらえて、「ボールだけだよ」に言い換えてみてください。
それだけで、子どもの反応が変わるかもしれません。
根気のいることですが、一緒にがんばっていきましょう!
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