夏は外遊びもプールも楽しい季節。でも、子どもは大人より熱中症になりやすくて、しかも自分で「具合が悪い」と言えません。
この記事では、看護師で3児の母の私が、家で実際に「どこを見ているか」をまとめます。
症状の一覧は環境省や自治体のサイトにくわしく載っているので、ここでは家庭での現実的な見方と予防に絞ります。
子どもが熱中症になりやすい理由
- 体温調節の機能がまだ未熟
- 身長が低く、地面の照り返しをまともに浴びる
- 遊びに夢中で、のどの渇きや不調に気づかない
- 小さい子は、不調をそもそも言葉にできない
だから「子どもが言い出すのを待つ」のではなく、親が先回りして見るしかないんです。
わが家の見るポイントは、3人それぞれ違う
同じきょうだいでも、体質はバラバラ。だから見るところも変えています。
長女(小1)|汗をかきにくいタイプ → 表情を見る
長女は汗をかきにくいタイプ。
「汗をかいていないから大丈夫」ではなくて、汗をかきにくい子はむしろ体に熱がこもりやすいんです。
だから見るのは表情。ぼーっとしていないか、受け答えがいつも通りか。
次女(年長)|とにかく汗をかくタイプ → 汗がサイン
次女は逆に、とにかく汗をかくタイプ。
こちらは分かりやすくて、「汗かいたら飲みなー」でOK。汗そのものが給水のサインになっています。
末っ子(1歳)|言えないから、機嫌とほてりを見る
1歳の末っ子は、当然何も言えません。だから見るのは、
- 機嫌(いつもよりぐずる・ぼんやりする)
- 体がぽかぽかしすぎていないか(抱っこで分かるほてり)
- 前回いつ飲んだか(本人任せにせず、時間で管理)
ポイントは、「うちの子はどのタイプか」を知っておくこと。それだけで、見るべき場所がぐっと絞れます。
予防でやっていること
水分は麦茶か水。ゼリー飲料も活用
基本は麦茶か水。子どもが飲みやすいinゼリーなどのゼリー飲料も活用しています。
たくさん汗をかいたときは、水分だけでなく塩分も失われるので、そこは意識しておきたいところです。
帽子を被ってくれない。だから「暑い日は遊ばない」
正直に言うと、うちの子たち、帽子を被ってくれません(笑)
だからわが家の結論はシンプルで、めちゃくちゃ暑い日は、外で遊ばない。
遊ぶのは早朝や夕方、日が低い時間帯。昼間にがっつり水遊びしたい日は、車をどかしてカーポートの日陰でやっています。
冷却グッズは「使ってくれるもの」がいいグッズ
首を冷やすグッズも持っていますが、実際は使ってくれません。
うちで生き残ったのは、水で濡らして使う冷感タオル。気持ちいいみたいで、これは使ってくれるので、長時間の外出のときはこれです。
結局、使ってくれるグッズが、いいグッズなんですよね。
暑さに体を慣らすことも、大事だと思う派です
私は、暑さに体を慣らしていくこと(暑熱順化)も大事だと思っている派です。
一番危ないのは、急に暑くなった日。涼しい時期から外で体を動かして、少しずつ汗をかける体にしておくことも、立派な熱中症対策だと思っています。
「様子見」と「受診」の線引き
「あれ、怪しいかも」と思ったら、まずやることはこの3つです。
- 涼しい場所に移動する(クーラーの効いた室内・日陰)
- 首まわり・わきの下・足の付け根を冷やす
- 自分で飲めるなら、水分をとらせる
そのうえで、わが家の線引きはこうです。
- 様子見でいい:声かけにいつも通り反応し、自分で水分がとれて、休むと回復してくる
- 受診する:ぐったりして元気が戻らない、吐いて水分がとれない、頭痛や気持ち悪さが続く
- 迷わず救急(119):呼びかけへの反応がおかしい、意識がもうろうとしている、けいれんしている
特に「自分で水分がとれない」「呼びかけに反応が鈍い」は、様子見してはいけないサインです。
※この記事は一般的な情報であり、診断に代わるものではありません。心配なときは、ためらわず医療機関や#8000(子ども医療電話相談)に相談してください。
まとめ|「うちの子のタイプ」を知っておく
熱中症対策というと、グッズや飲み物の話になりがちですが、いちばんの対策は親がうちの子の「見るポイント」を知っていることだと思っています。
汗をかくタイプか、かきにくいタイプか。
言える年齢か、言えない年齢か。
それが分かっていれば、あとは無理をしないだけ。
暑い日は潔く休んで、涼しい時間に思いきり遊びましょう。
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